ヒカクシダのコケ玉づくり

ちょうど緊急事態宣言が延長された時期なんですが、休みの日に、一人することがなかったのでまたまた花屋巡りに行ってました。今回欲しかったのは、多肉植物の(虹の玉)と呼ばれるものが欲しかったんですが、まだ秋になりたたてだったので、全然なかったんですよね。

最初から買う気満々で行ってるので、せっかく来たからには、何か買わないと精神が働きいらんものまで買ってしまうのです。

そして今回何を買ったというと。いつも大きくならずに枯らしてしまうコウモリラン、別名ヒカクシダと呼ばれるシダ系の植物です。主にコケ玉にしたり、へご板につけたりと色んな飾り方があって、遊びがい(命を粗末にしてはいけませんが)がある植物なのです。

ただいつも気に入って、店でも飾るのですがある時を境に枯れてしまうのです。いつも枯れる原因というのが、なんか葉っぱが混み合ってるな!!という印象です。

そしてたまたま彦根のボンフリーの顔なじみの店員さんとコウモリラントーク(入口に立派なコウモリランがあるのです)をしていると。なんとなく原因がわかったので、それを頭に残しておいて服も買わずかえりました。(この日は服は買う予定になかったので)

原因というのが、買ったときに欲張っていっぱい株のあるものを買うのですが。それをそのまま植えてしまうと、結局葉っぱが混み合って、一時を境に枯れてしまうのです。

なので、植える前に一つの株を二つに引きはがしてしまおうと思い、一度分離させてみました。

株は二つあるんですが、一つの株から引きはがして二つにしたのです。今回いつも一時間はゆうにかかっていたんですが、なんと三十分でできてしまったのです。

なぜなら!!前回までは買ってきた植物に直接水苔を貼っていたんです。腹立つことに貼っても貼っても水苔が落ちてくるし、すべて貼り終えて、紐でくくるときにまた全部剥がれたりと、結構むかつく作業なのです。

そこで簡単にしてくれたのが、ホームセンターで、売っているケト土を使うのです。

ケト土とは粘性の高い(粘土のような粘り気のある土で、粘土のように形が崩れにくい土)なのです。

ちなみにこれをする前に一度トライしたんですが、失敗しました。理由は水を張ったバケツに入れてしまったのです。いくら粘性があると言えどすべて濡らしてしまうとただの土です。なのでこんかいは、そのまま植物を包み込むように土団子を作るように丸めていきました。丸めていくと乾燥して土に亀裂が入ります。

そんな時にバケツに水をあらかじめ貼っておいて、手を濡らして亀裂を塞いでいくと綺麗に仕上がります。

あとは丸型にしたら水苔を貼っていくんですが、この水苔貼るのも超簡単で、手を放していても水苔が剥がれないのです。やっぱり粘性のおかげですね。

あとは好みにあわせて紐を巻くだけです。

でっ!!

前回まではケト土を使わなかったので感じたことが、紐を巻く数が圧倒的にケト土を使った方が少なくて済むのです。(水苔が剥がれにくいので)

そうなると何がいいかというと??

見た目が良くなるんです!!

ただそれだけです。しかももっと細かい糸でも剥がれにくそうです。

もうさすがにコウモリランの株は出まわっていないのでまた来年大量生産してみたいです。

最近は美容室と全く関係ない話題ばかりですが、また頑張ります